不使用取消審判における【駆け込み使用】について


駆け込み使用とは、不正使用取消審判の請求前3月から請求の日までの使用であって、不正使用取消審判が請求されることを知って使用することをいいます。

駆け込み使用によっては、不使用取消審判での取消をまぬがれ得ません。

このような駆け込み使用を認めないこととしたのは、 商標権者が取消審判の請求がされ得ることを譲渡交渉、ライセンス交渉等での相手方の動きから察知した場合に、 登録商標について審判請求の登録前に駆け込み使用をすることにより取消を免れうるとすれば、 譲渡交渉等を申し出る者はやむを得ず先ず不使用取消審判を請求し、その登録がされるのを待ってから譲渡交渉等を開始することとなる結果、審判請求の増加及びその取り下げ等による事務処理負担の増加という弊害をもたらしていたこと、また、駆け込み使用を認めないこととすれば、審判請求を実際に行うことなく譲渡交渉等が円滑にまとまるという効果も期待できること、欧州諸国も同様の制度を採用していること、等の理由に基づくものであります。

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