特許法 前置審査とは?


拒絶査定不服審判の請求と同時に、願書に添付した明細書、特許請求の範囲、図面について補正をした時は、前置審査に付されます。

前置審査とは、もとの審査官に、再びその請求について審査させることをいいます。

なぜ、審判の審理の前に前置審査に付されるのでしょうか?

写真拒絶査定が覆るものの多くが、拒絶査定不服審判と同時に補正をおこなったものであることが経験的にわかっています。その場合、もとの審査官がみれば、特許が可能かどうか即判断できることがあります。 仮に審判官が審理する場合にあっては、一から発明を理解する必要があり、事件の解決まで長時間を有してしまうおそれがあります。 そこで前置審査では、発明の内容を熟知しているもとの審査官の知識を有効に生かし、再審査させることにより、事件の早期解決を図っています。

写真事件が早期に解決することにより、審判官が処理すべき事件の数を減らし、審判の促進にもつながります。



※ 拒絶査定不服審判と同時に行う補正については、補正の内容が制限されています。

新規事項の追加は認められません。 シフト補正は認められません。
特許請求の範囲の補正の場合には、

@請求項の削除
A限定的減縮(独立特許要件を満たすこと)
B誤記の訂正
C明瞭でない記載の釈明

についてするものに限られます。


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