標準文字での登録


商標登録出願をする際に、商標が文字のみからなる場合であって、特別な態様についての権利を要求しないときに、特許庁長官が指定する文字で登録するのが標準文字での登録です。商標法には、このように定義されています。

商標登録を受けようとする商標について、特許庁長官の指定する文字(以下「標準文字」という。)のみによつて商標登録を受けようとするときは、その旨を願書に記載しなければならない(5条3項)。

そもそも標準文字制度は、審査迅速化のために導入された制度です。出願人においては、標準文字での登録を希望する旨を願書に記載することにより、商標見本の貼り付けは不要となります。

標準文字での登録をしたからといって、その文字からなる商標すべてについて権利行使できるわけではありません。あくまで審査迅速化の観点から規定されている制度ですので、その文字からなる商標であって外観が大きく異なる商標については権利行使することができません。

また標準文字での登録を受けるためには、文字のみからなる商標でなければなりません。 ロゴであったり、文字と図形が組み合わさったものなどは、標準文字での登録を受けることができません。 その他にも、縦書きの商標、異なるフォントの商標、2段からなる商標や色彩のついた商標等も標準文字での登録はできません。


                             (2013年2月21日)

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