「あずきバー」の登録が認められました。


「あずきバー」といえば、みなさんご存知の、井村屋の棒アイスですね。

実はこの「あずきバー」、今まで商標登録されていなかったのです。

そもそも、商標「あずきバー」を「あずきを加味してなる菓子」に使用しても、単に商品の原材料を示したものに過ぎず識別力がないものとして登録を受けることができないのです。

井村屋は「あずきバー」の商標について「あずきを加味してなる菓子」指定して、平成22年7月に特許庁へ出願し、拒絶査定・審決が下されていたのです。登録が認められなかった理由は、「その商品の原材料等を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標」であるとして商標法3条1項3号の規定に該当するものとして拒絶されていたのです。

この審決を受けて、井村屋は知財高裁に出訴して、登録が認められました。

なぜ、単に原材料を示したに過ぎない商標が登録を受けることができたのでしょうか?

それは、「あずきバー」が日本国内において著名であるからです。 「あずきバー」は、年間2億本以上も売上げられており、「あずきバー」といえば井村屋のアイスクリームであると高い知名度を得ています。そのような場合には、3条2項 の適用により、特別に登録が認められるのです。

今回は「あずきバー」の知名度が認められて、登録されたということになります。

同じく3条2項が認められて登録となったものの例としては、 みなさんも良くご存じの、森永製菓の「チョコボール」などもあります。

                             (2013年1月28日)

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